福井市議会 2020-09-07 09月07日-02号
ところで,下水道の佐佳枝ポンプ場の再整備に当たってはデザインビルド方式が採用されたと記憶しております。一方,現在工事が進められている加茂河原ポンプ場の再整備では,設計から工事までが別々に発注される従来方式を採用しております。一度デザインビルド方式を採用したにもかかわらず従来方式に戻したということは,設計から施工等までを一括で発注するデザインビルド方式に様々な問題,課題があったためと思われます。
ところで,下水道の佐佳枝ポンプ場の再整備に当たってはデザインビルド方式が採用されたと記憶しております。一方,現在工事が進められている加茂河原ポンプ場の再整備では,設計から工事までが別々に発注される従来方式を採用しております。一度デザインビルド方式を採用したにもかかわらず従来方式に戻したということは,設計から施工等までを一括で発注するデザインビルド方式に様々な問題,課題があったためと思われます。
また,老朽化した佐佳枝ポンプ場は平成23年に更新され,あわせて雨水ポンプ能力も2倍に増強されています。 このように,本市においてはこれまで整備してきた膨大な下水道施設のストックがあり,これらの施設がいずれは老朽化し,更新が必要となることは明らかであります。例えば,管渠に関して申し上げると,市街地中心部の合流式下水道区域では早くから下水道整備に着手したこともあって,老朽化が著しく進んでいます。
このため,本市におきましては,まず老朽化の著しかった佐佳枝ポンプ場の改築更新及びバイパス管の整備を行い,その後,足羽地区の加茂河原ポンプ場の改築更新,バイパス管整備を行うことを方針としております。 一方,流出先の河川などが未改修のため,十分な内水の排除ができない地区や,くぼ地状の地形を有する地区におきましては,貯留するほうがより高い効果が見込まれるため,貯留管の整備にて対応してまいりました。
また,本市においては,ほかの自治体と同様に税収の減少や市債残高の増など非常に厳しい財政状況の中で,耐震補強や冷暖房などの改修を行った市体育館のリニューアルオープン,新佐佳枝ポンプ場竣工,小・中併設校から安居中学校が移転開校,中藤小学校が移転開校,この春には明道中学校の新校舎が供用開始,また全ての幼稚園,小・中学校の普通教室にエアコンを設置するなど,市民が必要とする多くの施設の完成,充実を図りました。
この被害対策として,合流式下水道区域のポンプ更新の効果が大きいとして,佐佳枝ポンプ場,加茂河原ポンプ場に加え,雨水バイパス管の整備を決めました。さらに,貯留施設とポンプの効果を高めるためや,集排水機能増強のため,道路排水改修を行い,また連続排水ができないところは新たに貯留施設を検討し,あわせて浸水地区ごとに具体的な浸水対策の計画をつくるとしました。
具体的な事例といたしまして,平成23年度に供用開始した泉橋北詰の佐佳枝ポンプ場がございます。このポンプ場が受け持つ排水区域にある日之出地区は大雨のたびに浸水被害が発生しておりましたが,特に被害の度合いが大きかった木田橋通りのNTT西日本ビル付近でも,整備後は目立った浸水被害は発生しておりません。
ここの地域は,2年前に下北野雨水貯留管を入れまして,さらには佐佳枝ポンプ場が新しくなって排水能力も2.3倍に上がった。それから,実は冠水がなかったんです。私もずっと見てきました。ところが,今回は,その隣の城東1丁目や,さらには城東3丁目の成和中学校グラウンド付近も同じく膝下まで冠水がございました。 私は,そこの住民から怒られました。さまざまな対策をしたのに,一体何をしてるんだと。
昨年5月に佐佳枝ポンプ場の更新工事が完了しました。戦災復興都市計画事業として整備された施設には,既に改修を終えた境浄化センターや佐佳枝ポンプ場のほかに足羽,加茂河原の両ポンプ場などがあり,これらポンプ場の老朽化も懸念されるところであります。 そこで,これら施設の現状と改修,更新の考え方をお尋ねいたします。
ハード面では,デジタル防災同報無線の整備や集中豪雨による浸水対策として月見・みのり地区や文京地区など市内各所に雨水貯留施設を整備し,排水能力を増強するため,本年6月には佐佳枝ポンプ場が竣工しました。 教育システム,人づくりでは,平成21年3月に福井市教育支援プランを策定し,35の具体的実施プランを実行に移しました。
今後は本年完成する佐佳枝ポンプ場の排水能力の状況,また下北野ポンプ場の改築などの対策を順次講じてまいります。さらに,松本地区の仮設ポンプの常設化など,状況を踏まえて実施していきたいと考えてございます。 最後に,本市が配布しております洪水ハザードマップと浸水ハザードマップの2種類のハザードマップの違いについてお答えいたします。
その理由は,現在更新中の佐佳枝ポンプ場が完成しないと利用ができないと伺っております。そこでまず,佐佳枝ポンプ場工事の進捗状況についてお聞かせください。 次に,日之出雨水管は全面的に利用できるのはいつから利用ができて,またこの雨水管を利用することにどのような効果が期待できるのか。
また,浸水防除や放流水の汚濁負荷削減のため,来年度完成に向けて佐佳枝ポンプ場の更新工事を鋭意行います。 一方,老朽化した施設の更新が課題となっているため,長寿命化計画の策定に向けて,管路診断や管内調査を実施します。 さらに,日野川浄化センターの施設の老朽化に伴う更新工事も実施します。 集落排水事業では,上文殊,文殊の2地区での早期完成を目指します。
この予算には緊急雇用創出事業を初めとする雇用対策のほか,小・中学校の4校の校舎耐震補強を前倒しで実施する事業を初めとして,市営住宅にエレベーターを設置する市営住宅ストック改善事業や佐佳枝ポンプ場更新事業,歩道橋の改修事業などを盛り込んでおります。経済危機対策として,これら公共施設改修等の事業を早期に実施することにより,切れ目のない雇用対策や地域経済の活性化を図るなどの取り組みに努めております。
次に,第63号議案 平成21年度福井市下水道事業会計補正予算に関して委員から,ポンプ場等の委託施設数が増加するにもかかわらず,総維持管理費が減額するのはどのような理由かとの問いがあり,理事者から,増加する施設はマンホールポンプなどの規模の小さいものであることや,平成23年度から佐佳枝ポンプ場がすべて自動化になることにより,作業員数も減少することが主な理由であるとの答弁がありました。
さらに,佐佳枝ポンプ場更新事業では1億5,000万円を翌年度から前倒しすることとしております。 第2に,安全・安心対策でございます。 まず,車いす対応型の仮設トイレや避難所用の間仕切りなどを備蓄する事業に1,350万円を計上します。 次に,携帯電話不感地帯において,災害発生時での情報収集や情報伝達手段を確保する衛星携帯電話整備事業に980万円を措置しました。
また,福井豪雨を契機に浸水被害が頻発する地区に雨水貯留管が設置され,市中心部では佐佳枝ポンプ場の更新工事も行われております。いずれも市民の安心・安全に必要不可欠な施設であると認識していますが,まだ一部には浸水する地区があり,不安が解消されないでいる地区も多いと思います。
平成15年度には国民宿舎鷹巣荘を改装,佐佳枝ポンプ場整備について,事業手法やスキームの検討等のPFI導入検討調査予備調査を実施いたしました。その結果といたしまして,国民宿舎鷹巣荘は指定管理者制度が妥当であり,また佐佳枝ポンプ場は国庫補助の課題や防災の観点から迅速な対応が必要であったため,いずれもPFI事業には適さないということで断念いたしております。
下水道事業では地元の皆様の御理解をいただきながら,佐佳枝ポンプ場建設工事に45億円を投じます。建設経費の圧縮や効率的な進捗を図る目的でアドバイザリー業務委託により性能発注への準備を進めているところであります。 集落排水事業では,上文殊南部,岡保東部,酒生西部,下宇坂及び天田の5地区の継続事業の早期完成を目指すとともに,新たに上文殊地区に着手いたします。
次に下水道合流改善事業について委員から,現在計画されている佐佳枝ポンプ場の移転改築は市中心部の排水改善にどの程度寄与するのかとの問いがあり,理事者から,佐佳枝ポンプ場は,下水道合流区域の中でも中心市街地158haの排水を担うもので,仮に時間雨量43.1㎜の豪雨を想定すると,現有施設ではJR福井駅周辺や日之出地区の何カ所かにおいて浸水被害が発生するという予測が出る。
平成15年度に実施いたしました雨水吐き口を持つ佐佳枝ポンプ場,上里ポンプ場など8カ所でモニタリングを行い,現状の排出水の調査を行ったところでございます。下水道法施行令改正後の放流水質基準値を下回ってはおりました。しかし,基準値内ではありましたが,汚濁負荷量の削減は公共用水域の保全に直接影響することから今後も取り組んでいかなければなりません。